今回は、ボブの方に向けた縮毛矯正についてお伝えしようと思います。
現場で仕事をしていてよくある質問が
『どのぐらいの頻度で縮毛矯正をかけたら良いですか?』
『毛先もかけたほうが良いですか?』
と聞かれることがとても多いです。
縮毛矯正をかける頻度や注意点を簡単にお伝えしようと思います。
では、まず
・1 縮毛矯正の頻度は?

この質問が非常に多いです。
大切なポイントは
・出来るだけ同じ周期でかける
例えば
3ヶ月に1回
4ヶ月に1回
半年に1回などある程度決められておくほうが良いです。
逆におすすめしないのは、1ヶ月、2ヶ月などの短い期間でかけることです。
理由は、縮毛矯正のお薬は基本的に頭皮に付けないことがベストです。
なので、頭皮に薬を付けなないようにすることを考えると、薬を付ける部分が限られてしまうことです。
前回、縮毛矯正をかけた場所に薬がついてしまい、ダメージ、切れ毛の原因になります。
・2 毛先の縮毛矯正をする時期は?

この問題はかなり難しいです、担当の美容師の方の技量と取扱の薬、お客様の髪質に左右されます。
なので
安全なのは、かけないことです、、、、
え、なら今の毛先がうねっているから困ると思う方もいらっしゃると思います。
なので、先にお伝えしたように、美容師の技量によって大きく変わります。
この問題については別の記事で、縮毛矯正の上手い美容室の探し方、美容師の探し方をお伝えさせていただきます。
また、伸ばす途中の方と常にボブをキープしている方でも変わってきます。
ボブの方はアイロンでスタイリングをおすすめします。
なぜかというと、基本ボブをキープするのであればアイロンのダメージと縮毛矯正の頻度を合わせると、ダメージした部分はカットしてしまうからです。
※ただし3点だけ注意していただきたい点があります
- アイロンは180℃以下にする
- 3秒以内にする
- 必要な場所だけにアイロンを使用する
この3点は守ってください。
理由は、3秒以上、180℃以上だとかなり髪の毛は痛みます。
特に縮毛矯正をした事があるなら、すでにダメージしています。
なので、過度なダメージはカットの前に切れてしまうからです。
・3 日本人の癖毛の割合は?

日本人は直毛が多いと思われがちですが、正確には間違いです。
感覚でいうと純粋な直毛の方は20%ぐらいと思います。
え?80%は癖毛なの!?
そうです、日本人は癖毛です。
なんでわかるの?と思われるかもしれませんが、東南アジアで美容師をしているので、中国人、韓国人、ベトナム人、シンガポール人など多くの東南アジアの方の髪質を見てきました。
私の感覚になりますが、中国人、ベトナム人は日本人より直毛で髪も強いです。
恐らく日本人の髪が世界で1番デリケートと思います。
水が綺麗な環境で生きてきた日本人だからかもしれません。
・4 縮毛矯正後の注意点

髪を乾かすことは必須です。
よく美容師の方に聞かれると思います。
- 『普段髪の毛乾かされますか?』
- 『どんな感じに乾かしてますか?』
なぜなら、髪を乾かさないことはダメージに直結します。
なので必ず完全に乾かすこと。
完全にです!
たまに夏場暑くて、半乾きで諦める方
半分乾いてから乾かす方がいらっしゃいますが、、、
これだけは言います、絶対ダメです。
それだけ重要です。
それをめんどくさがる事は、お店で良いトリートメントをしても台無しになるぐらいダメです。
なので、1人の美容師としてもお願いします。
頑張って縮毛矯正を○○さんのためにかけたので髪の毛を大事にしてください。
どうかお願いします。
次に、濡れた状態のまま放置する事で縮毛矯正が取れたり、かけたての場合変な癖がついたりもします。
後は、1週間ぐらいは髪と止めたり強く結んだりも控えたほうがいいと思います。
髪の理論的には、問題ないと言われるのですが、全ての人がそうなのかというと、そうではないと思うのが、私の見解です。
せっかく、高額の料金を払い、長い時間を使いかけた縮毛矯正が台無しになると悲しいじゃないですか?
更に縮毛矯正のかけ直しになったら最悪です。
手直し期間はあったとしても、上記で書いたように1度縮毛矯正をかけた部分にもう一度縮毛矯正をすることはおすすめ出来ないと書いているので、かけ直しは極力避けるべきです。
(ただし、美容師さんの提案で弱くかけた場合、弱い薬を使った場合は別です)
まとめ
・縮毛矯正のボブの頻度は?
- →周期を決めてしまう
- →1〜2ヶ月の短期間は避ける
・毛先の縮毛矯正をする時期は?
- →極力かけない
- →ボブをキープするならアイロンを使う
・日本人の癖毛の割合
- →約80%
・縮毛矯正後の注意点
- →必ず乾かす
- →濡れたままにしない
- →1週間は髪を結ばない
最後に、縮毛矯正で悩んでいる方がこのブログを見ることで、少しでも髪の状態が良くなり、日々スタイリングが決まり、楽しい生活が送れることを願っています。
ではまた、次回の記事でお会いしましょう。

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