これもよくお客様から頂く質問で多かったですね。
『縮毛矯正ってカラーと一緒にしても良いんですか?』
『縮毛矯正の時にトリートメントってしたほうが良いですか?』
このような質問をよく聞くことが日本ではありました。
今回はその問題について、詳しく解説していきたいと思います。
・1 縮毛矯正とカラーは一緒にしていいの?

結論から伝えると、分けた方が良いです。
ただ美容師さんは、一緒でも問題ないですと言われる方もいると思います。
- お客様の予定を考え、なるべく1日で終われることを提案している。
- 同時瀬術の経験があり失敗しない自信がある
- 何も考えていない
のどれかです。
私の場合は、どうしても時間がないなら同時でも良いと思いますが、可能なら1週間は開けることをお勧めします。
理由は、基本同時にするならカラーが後になると思います。
縮毛矯正、デジタルパーマをした後は色が濃く入りやすいです。
また、縮毛矯正の髪に色が濃く入ったら中々取れません。
髪質にもよりますが。
なので、失敗のリスクが大きいこと、縮毛矯正をした直後は髪の内部が安定していないのであまりお勧めはできないです。
・2 縮毛矯正とパーマは一緒に出来るの?

以下4パターンに当てはまる方は可能です。
・初めて縮毛矯正をする方
根本はストレート毛先はパーマで両方することが可能です。
ただ1度切りのメニューになってしまうこともあります。
前回記載した、酸性ストレートなら続けることも可能と思います。
・かなり髪の毛が強い方
私のお客様でも何名かは、常に根本をストレートパーマをして、毛先はデジタルパーマをされる方がいましたが、必ず毎回毛髪チェックを行い、大丈夫か確認してから行っていました。
あとは、私たちの仕事に絶対はないので必ず失敗のリスクをお伝えし、最悪切る覚悟があるのであればやりましょうと約束していました。
ここは、何度か記載したように美容師さんとの信頼関係が大事なポイントになると思いますので、しっかり担当の美容師さんと相談してください。
・ハーフや日本人以外の方
これは前にも記載させていただいたように、他の国の方の髪はめっちゃ強いです。
日本の薬で1番強いものを3回繰り返してようやくパーマがかかる、縮毛矯正がかかる方が多いです。
・3 縮毛矯正にトリートメントは必要?

結論から言うと必要です。
私が縮毛矯正をするときにはいつも提案していました。
最近のトリートメントは本当に良いものが多いです。
失敗のリスク、ダメージレスを考えると必須です。
特に少し前から流行っている〜PLEXみたいなトリートメントはやっていて損はないと思います。
ひと昔前のトリートメント系は効果があると言われながら正直私は??本当に意味があるのかと疑問に思うことが多かったですが、最近のものは全然違いますね。
目に見えて違いがわかると思います。
・4 縮毛矯正とヘアケアの必要性

これは絶対に必要です。
縮毛矯正は熱を使っているので、とても乾燥しやすいです。
肌も日焼したら乾燥するのと同じです。
日焼けする前の日焼け止めは、お店のトリートメント
日焼け後のケアは、家でのヘアケア
みたいな感じです。
ヘアケアもたくさん商品があるので何が良いのかわからないと思いますが。
乾かす前に、オイルかミスト、乾かしてからオイルをつけるのが良いと思います。
特に毛先を重点的につけるのが良いと思います。
後、全てに関してなのですが、
自宅のシャンプートリートメントだと、シャンプーがかなり重要です。
なぜかと言うと、市販のシャンプーの洗浄力はめちゃくちゃ強いです。
どのくらい強いかというと、市販の食器用洗剤と変わらないとも言われています。
なので、ブリーチやパーマをしている方は絶対良いシャンプーを使った方が良いと思います。
確かに美容室のトリートメントは重要なのですが
日々家で使うものの積み重ねは髪に大きく影響すると思います。
髪の色持ちが使うシャンプーで大きく左右されるのですが
要は色が抜け出ている=髪の栄養分やタンパク質、お店でのトリートメントが
流れ出していると言うことです。
なので、自分に合うシャンプーを使うことは絶対お勧めしたいです。
まとめ
今回は、縮毛矯正と同時にするべきメニューについて書かせて頂きました。
今まで縮毛矯正について色々書かせて頂いたことで、縮毛矯正のリスクについても理解して頂けたと思います。
合わせて何かをすることは、時に大きなリスクがあります。
特に、ブリーチと縮毛矯正の組み合わせはリスクMAXです。
ただそれをやってします美容師の方を私は知っていますが、そこまで研究を重ねてそれを行える美容師さんはかなり少ないと思います。
全ての方が素晴らしい美容師さんと出会えているならそれが1番良いことなのですが
私のブログを見られていると言うことは、少なくとも何かに困っている方なのだと思います。
そんな方々が自分の大切な髪の毛をいためず
満足のいくヘアースタイルを見つけられるための、サポートになれば良いなと思います。
また、次回の記事でお会いしましょう。

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